クリスタルドア

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zoom RSS クリスタルドア予告と総集@〜D

<<   作成日時 : 2010/04/25 00:10   >>

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クリスタルドア10話でついに草間俊登場!

そして将斗にとって運命の女(ひと)小川美奈子も・・・・・

その前に過去のクリスタルドアを振り返ってみましょう。


自分が着れば似合いそうなスーツが、ショーウインドウに飾ってある。
すぐに、脇のドアを開けてみた。「おっー」と思わず叫んでしまった。
なんと全部クリスタル製のドアだ。
中に入ると、まばゆいばかりの、黄金色の光が目に入り、後ずさりした。次に虹色の光が見えた。虹色の光は円形状にかわり、その中心に将斗(マサト)の身体が引き寄せられた。ああ、魂までも・・・・吸い込まれてしまいそうだ。

信号が青に変わった。川瀬将斗(カワセマサト)は、赤信号を見つめている時、昨晩見た夢を思い出した。妻、久美子と3才の息子、健太を駅まで愛車ベンツで送る直前の交差点で 昨晩の夢のドアをあけた時のヒンヤリとした手のひらの感触までよみがえってきた。小雨がまだ降っている。時計を見たら6時(午後)だった。

川瀬将斗(カワセマサト)32才
年商300億円の健康関連の会社の社長である。26才の時、アメリカから帰国し会社をたちあげた。会社設立時は、無一文だったのだが、資産家の川口源五郎の知己を得て、資金提供してもらいその後会社は快進撃を始めた。

大胆かつ壮大な企画だった。日本ミツバチのローヤルゼリーの販売をする前提で、日本ミツバチの大繁殖プロジェクトを考案し、これが大成功に結びついた。

将斗が日本ミツバチの大繁殖を思いついたのは、日本ミツバチのすばらしい特質に着眼したからだ。たとえば西洋ミツバチの場合、スズメバチなどの外敵が巣を襲った時に勇敢に外敵と戦い、負けてしまうことも数多い。

しかし、日本ミツバチは違う。外敵が襲ってきた時に巣の前で集団で取り囲み、相手を抱きかかえ熱で外敵を殺してしまうのだ。このことを知った将斗は、日本は、絶対日本ミツバチの大繁殖だと主張し、「日本の生態系復活宣言」のスローガンを掲げ、財界の大物、あらゆるジャンルの大物を動かし、ついに大繁殖を大成功させたのだ。

将斗がアメリカにいる時から、ミツバチ失踪のニュースが連日ながれた。そしてミツバチ失踪の地域は必ず不作になり、またハリケーン、竜巻、地震がおきて、強い危機意識をもっていたのだ。

将斗は、中国の有名な風水師を呼び龍穴(りゅうけつ・気が集まるところ)を8箇所、指摘してもらい川口源五郎の人脈をフルに使い、そのうち6箇所で日本ミツバチの養蜂をはじめた。

龍穴では、病気がよくなったり、植物の発育がよくなったり、昆虫の体長が飛躍的に大きくなるといわれている。

将斗の狙いどおりの結果だった。体長が1・5倍も大きくなり、大繁殖した。

そして、考えられないことがおきたのだ。養蜂を始めて2年めに日本ミツバチを襲う外敵がまったくいなくなったのだ。人類史上最強のミツバチになったのだ。そしてその地域は緑も復活し、昆虫も多数生息するようになった。日本の生態系復活は実現したのだ。

日本ミツバチは、数が少なく ローヤルゼリーなどの商品化する場合、商売にならないという常識もくつがえしてしまった。

そして、また 永久発電機の特許数件の事案に興味を示し 商品化も計画が進行していた。

将斗は、この永久発電機、そして、もうひとつの史上最強の健康食品(漢方)Tの商品化が軌道に乗ったら引退すると、妻と側近のものに告げていた。

将斗は時代の寵児であり、風雲児としてマスコミの取材も殺到したが、将斗は全部拒否した。憶測記事などがでた
時には、顧問弁護士が抗議文を送りけん制した。

定義できない才能と魅力が将斗にはあった。

人間の集合的無意識に感応する感性とそれを増幅させる実行力があった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は、妻の久美子の親戚の葬式にでたあと、妻の久美子に実家に数日間帰るように強く勧めて駅まで送ったのだ。

「バイバイ」息子の健太に手をふった。

「できるだけ、長くお母さんのところにいろよ」と妻の久美子に言った。


「はい、帰るときは連絡するね」と久美子が言った。
「おお、そうしてくれ」と言って妻と別れた。

まだ小雨が降っていた。将斗は、ドラマティックレインをクルマの中で口ずさんでいた。この雨が、本当にドラマティックレインになる・・・・そんな予感がした。




久美子、健太と別れた将斗は、郊外の大型書店へとクルマを走らせた

読んでみたい本が数冊あり、買ってから自宅へ帰ろうと思ったのだ。
10分ほど書店にいて本2冊と雑誌を買い、クルマに戻った。
助手席に本を置いてエンジンをかけた。

フロントガラスに雨しずくがないのに気がついた。
雨はやんでいる。少し散歩してから帰ろうと気が変わった。
身体がナマッているし、上半身も硬くなっていたので身体をほぐすのにも
それがいいと思いたち、クルマからでて大型書店の脇の小道を腕をまわしながら
歩いた。5分ほど歩いた。右手に墓地があり、入り口付近に「陸軍・・・・・」
という文字が見えたた。

将斗は合掌した。亡くなった祖母が将斗に「戦争で亡くなった人の墓碑があったら
合掌しなさい。」と言われていた。そして墓地の前、葬式の前を通るとき、合掌する習慣があった。
大好きだった祖母の教えを忠実に守り、実行していた。
大ファンのアーチストも同じ習慣があるのを雑誌で知り、ますます親しみを感じて
いたのだった。

また、歩き始めた。10メートル先の大きな家に人が出入りしていた。
どうやらお通夜らしい。少し歩いて合掌した。
「今日は、なんか縁があるなあ」とつぶやいた。

門の前に近づいたら、また小雨が降ってきた。
門の前に中年の男性がいて、
「こちらです」と手招きされてしまった。
将斗が葬式の帰りの格好だったので、親類縁者だったと思ったのだろう。

将斗は吸い込まれるように門の中に入ってしまったのだ。

「これも、なにかの縁だ」とつぶやき、受付の前に来てしまった。

香典袋を忘れたような振る舞いをした。
近くにいた女性が気を使ってくれて「どうぞ」と
言ってさしだしてくれた。

川瀬と書こうと思ったが妻、久美子の旧姓を書いた。

家の中に入った。遺影の前で合掌した。

小川 昌康と見えた。61才

すぐ近くで奥さんらしき人と、娘らしき人が頭をさげた。
娘が頭をもどして顔を見た瞬間、将斗は驚いた。

美人だった。25、6才だろうか。
そして「母さん」と言ってしまった。

亡くなった人の奥さんにではない。
美人の娘に言ってしまったのだ。

将斗は母の顔を知らない。
将斗が生まれて母はすぐ行方をくらましてしまったのだ。

娘が自分の思い描いていた母、そのものだったので
「母さん」と思わず言ってしまったのだ。

将斗は絶えず母の面影を心の中で追い続けていた。

アメリカにいる時も、街中でも母を捜し続けていた。

この時、初めて母に会えたような気持ちになった。

その場をうまくとりつくろって家をでた。

年下の25、6才の女性に「母さん」と言ってしまった自分が
恥ずかしくてたまらなかった。

すぐ走り出し、クルマにむかった。
雨がまた激しく降りだし、ビッショリになってしまった。

「この傘、使ってください」と親切にさしだしてくれた人が
いた。

「ありがとうございます。でもここまで濡れると気持ちが
いいんですよ。クルマが近くに置いてあるんで・・・」
と言ってまた走り出した。

クルマに入りエンジンをかけて、ハンドルを握ったまま
呆然としてしまった。クルマはしばらく動く気配はなかった・・・・・・・・・。



林の中をぬけると、小高い丘に洋風の洒落た家があった。
家の前でチャイムを押した。どこかで聞き覚えのあるきれいな女性の声がした。
「どうぞ、お入りください。」
ドアを開けようとした。

「おー」と声をだしてしまった。
なんとドア全部がクリスタルだった。
ヒンヤリとした感触が手のひらを走った。
ドアのノブの感触だ。

ピンク色の光とオレンジ色の光がやさしく自分を包んだ。
その光の中から、美しい女性が現れた。
その美しい女性は自分に優しく微笑んだ。

お通夜の席でみたあの美しい女性だった。
なぜか 握手したくなり 手をさしのべた。

その瞬間、その美しい女性はスーと消えてしまった。

将斗は夕食を食べながら昨晩見た夢を思い出していた。

10日ぶりに妻、久美子と夕食をとっていた・・・・・
健太はもう隣でグッスリ寝ていた。

「健太、久美子のお母さんにすっかりなついただろ」

「うん、お母さんが独占してたわ、すっかり」

「よかった。おばあちゃん子にしたいんだ、健太を。」

「俺がそうだったからな。」

「でも今でも俺、家庭を持ってる実感がなくて不思議な感じが
するんだ。オフクロがいなくて育っただろ。」

「俳優の金沢勇作だっけ。あの人、施設で育ってるんだって、
それで、一家団欒の演技ができなくて困ったって言ってたな。
俺、それよくわかる。なんか、俺の場合家庭生活を演じてる感じだな
今、本当に。」

「久美子はお母さん、お父さんがいてって環境だから、その辺
わかんないと思うけど。」

「父兄参観日なんか、俺にとって地獄だったな。後ろに近所の
きれいなお母さんが並んでいるのがたまらなくつらかった。
父兄参観日は、休んでたからね。俺」

「おまけに貧乏だったろう。最悪だったなあ。」

「おばあちゃんによく言ったよ。おばあちゃん面白くないって。」

「あなた、寝言でよく言うものね、おばあちゃん面白くないって。」

「本当か。」

「そう、今までなんとなく言えなかったの。」

「そしたら、ばあちゃんこう言うんだ。将斗、いいか、面白くなかったら
面白くするんだ。面白いとこに行くんだ。そして面白い人間になれ!」

「中学の時、近所のおばさんから聞いたんだけど、将斗君のおばあちゃん
近くの小さな神社に毎日通って将斗を世のため人のためになる
人間にしてくださいって大きな声で言って祈ってたよって、それ聞いて
涙がとまらなかったな」

「今でもオフクロを探し続けてるんだ。俺以上のマザコンはいないんじゃないかな。
オフクロのオッパイ飲んだ記憶とオフクロの白くてきれいな手をよく覚えてるんだ。
普通、3才からの記憶しかないっていうけど、俺はあるんだ。」

しばらく沈黙が続いた。

久美子が口を開いた。

「あなた、陰隲録の本読んだ!」

「おお読んだよ。ありがとう」
久美子が言った陰隲録(いんしつろく)とは、今から約400年前
袁 了凡(えん・りょうばん)という人物が名占術師に役人の
試験に受かる順位まで当てられすっかり運命論者になってしまっていた。
運命は決まっていて変えられないと思い込んでしまっていた。

しかし、その後 雲谷禅師という人に出会い、それが間違いだと
悟らされる。よい行い(善行)をたくさん行えば、運命は開拓できると
言うことを知り、三千善事の善行を二度達成し運命をまったく変えて
しまったのだ。こどもが授からず、53才で生涯を終えるという予言を
も変えてしまった。こどもが授かり、二度目の三善事を達成した時は
69才だった。運命を創造したのだ。

陰隲録とは、この善事を達成するまでの言行録だ。
京セラ、KDDIの稲盛和夫名誉会長がベストセラー「生き方」で
運命改善の書として紹介している。

久美子が将斗に勧めたのは、この陰隲録をテーマに
運命を創造した人の実例をあげながら本質的に運命を変えるには
善行しかないと主張した、有名な運命鑑定家の本だ。

その実例のなかに絶大な人気をほこるロックシンガーが
伊豆の海でクルーザーを運転中、水死体を発見し警察に
通報し、それが50善の善事であることが書かれていた。

その後、このロックシンガーが詐欺横領事件に巻き込まれ
数十億の被害にあったのだが、この水死体を発見し通報した
功徳でこの借金を返すことができたと解説していた。
実際6年で完済し、人気もおとろえずファン層も広げていた。

将斗が口を開いた。

「三千善事をやることはむずかしいよなあ」

「俺が、日本ミツバチを大繁殖させて生態系を復活させたことは
どれくらい 善事としてカウントされるのかなあ」

「でも、俺が健康食品業界、ローヤルゼリー業界の秩序をブっ壊した
のも事実だしな」

「もともと、悪徳業者が特にはびこっていたわけじゃないし、
そこそこ真面目にやってた会社があって、そこに俺みたいな強烈な
男がでてきてかき回してしまったいうことも否定できないだろ?」

「まあ。俺の方に、大義、社会正義はあるんだろうけどね、
でもまあ割り切れないものがあるな、確かに」

「あなたの言ってることわかるけど・・・・・・・」
久美子が言った。

「そう、ひとついい事して、そのあと三つ悪いことしてしまうという
のが普通の人間だと思うんだ。」

「だから 一善、二善したってはかないものですぐくずれちゃうんだよな。
この本に書いてある良い事として、永久にカウントされるのは死体をを発見して
埋葬するとか、人の命を救うとかだろうな。いわゆる絶対善だな。」

「だから、俺、マジで樹海に行って死体探ししようと思ってる。
絶対善ってこれしかないと思うよ。本当に」

「あなたらしいわね。でもあなたカンが鋭いから何人でも見つけられそうね」

「・・・・・・・・・・・」

「亜美ちゃんに書いてもらいたいあ、いいことしてもはかなくくずれてしまう
そして絶対善をすることはムズカシイみたいな・・・・」

将斗が言った亜美とは久美子の親友でテレビドラマの脚本を書いていて
注目を浴びていた。

「久美子、今 亜美ちゃんと連絡とれないか?」

「うん、電話かけてみる。」

と言って久美子は携帯電話を掛けた。

「もしもし、亜美、今大丈夫?ウチのダンナさまが話したいって」

「はい」といって携帯を将斗に渡した。

「おう、亜美ちゃん、久しぶり、忙しそうだね。今度ウチに
遊びにきなよ。話したいことがあるんだ。」

「えー いいんですか?」と亜美

「おー喜んで。酒も飲もう」

「じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます。」

「手みやげ忘れずにね。ガハハハ」

「健ちゃんに持ってきまーす」

「じゃあ、明日でどう?」

「はい、お邪魔します。」

「じゃあね。」

「というわけで、久美子、あした頼むぞ。」

「はいわかりました。」

「そう、これから亜美が書いた脚本のドラマ、テレビでやるの。」

「おお、見たい、見たい」

しばらくテレビをみていた将斗が口を開いた。

「この人、なんていう俳優?」

「草間 俊って言う人、最近、亜美の脚本の
ドラマに出てるの」

「ふーん、すごいね、この人」

「なにが?」

「存在感が スゴイ、ハンパじやない」

草間 俊の後ろ姿のシーンがあった。

男は後ろ姿に全人格、全存在が表れるという。

山本玄峰老師という政財界の大物から敬愛された
禅僧がいる。
将棋の升田幸三名人があるところで山本玄峰老師の
後ろ姿を見たとき大きな岩が動くようだったと表現した。
それをみて感動して弟子になったという。

将斗が見た、草間 俊がまさしくそれだった。

草間 俊の後ろ姿は巨石のようだった。

「スゲエ、この人、久美子、俺この人に会いたい!」
「すげえなあ。この人 存在感がブラウン管から完全にはみでている。」

「亜美ちゃんの脚本にでているんだから、亜美ちゃんと接点あるよな。
明日 亜美ちゃんに聞いてみよう。俺、この人に会いたい」

「そうね。聞いてみたら」
久美子が笑顔で答えた。

次の日の夜、谷川亜美が将斗の自宅にきた。

「ごめんくださーい。こんばんわ」

「おー、亜美ちゃん待ってたぜ。どうぞ、入って」
「悪いね。忙しいのに。それにしても大活躍じゃん。
スゴイね。」と将斗。

「いえいえ。あの、これ健ちゃんに似合うと思って。」
と帽子とTシャツそしておもちゃもあった。

健太はすでに隣の部屋でグッスリ寝ていた。

「悪いなあ。俺も亜美ちゃんにプレゼントがあるんだ」

「えー!」

「これバックね。亜美ちゃんに似合うと思って」
と亜美の言葉をそのまま返した。
そのバックは、数十万するブランド品だった。

「こんな高いもの、私もらえないわ」

「いいからって。超一流脚本家を拘束するんだから
これくらいしないとバチが当たるよ。」
と、将斗が笑顔で答えた。

それは将斗の優しい一面だった。ひとなつこい笑顔は
ミスチルの桜井和寿そっくりだった。
無限大に広がる将斗の包容力が 亜美を包んだ。

「いいなあ、亜美、私には何にもくれないのよ」と久美子。

「うるせえなあ。早くビールもってこいよ」

「はーい。」

久美子の手料理とビールがテーブルに並んだ。

「かんぱーい」

三人でビールで乾杯した。

将斗が切り出した。

「亜美ちゃんさあ。陰隲録(いんしつろく)の本読んだだろう。」
将斗は亜美が久美子に陰隲録の本を勧られ読んでいたことを
知っていた。

「はい、読みましたよ。人間の業というか、器量を考えれさせられましたね。」

「さすがだな、亜美ちゃんのドラマの脚本に陰隲録をとりいれられないかな。
もちろん、クサくならないようにね。ひとつは、いいことしてもすぐくずれてしまうような話、そして主人公が危機一発命を落とすようなことになった時、過去人の命を救った大善事、絶対善で救われるストーリー、芥川 龍之介の「蜘蛛の糸」の現代版だね。
そして、これもいいと思うんだ。2つ悪事をしたとするでしょ。でもひとつの良いことをしてその悪事が100善になるという話。その2つの悪事はその時点で悪事であって絶対悪事ではないということ。もっというと、全然いい事と意識しないでやったことがとてつもなく大善事になったりすること。無意識にしていた大善事だね。 亜美ちゃんの得意なサスペンス風にしてもいいし、実は、俺、三つストーリーができた。」

将斗は、その三つのストーリーを亜美に話した。

亜美は放心状態だった。将斗の才能に酔いしれていた。

亜美が口を開いた。

「川瀬さんって、万能の天才ですねー」

「ヒットすると思うでしょ」

「もちろんです」

「ヒットして儲かったら、俺に3割でいいよ。ガハハハッ」

三人の笑い声が響いた。

「ところで、亜美ちゃんのドラマに出ていた草間 俊という
役者さんに俺、シビレちゃったんだ。亜美ちゃん当然、接点あるよね」

「はい、なんども会ってます。実は、川瀬さんの奥さんと友達ってことも
この前 伝えたんです。」

「おー 願ったりかなったりだね。」

「携帯も知ってますから、今、かけてみますね」

「ありがとう」

「もしもし、草間さん、今、川瀬さんの家なの。
話してもらっていいですか」

亜美は将斗に携帯を渡した。

「初めまして。川瀬です。突然ですみません。昨日草間さんの
出ているテレビみて、ファンになりました。よかったら今度一緒に
食事しませんか。お酒も飲めたらと思います。」

「えー、なんか夢のようです。光栄です。よろしくお願いします。」と草間。


「じゃあ、亜美ちゃんに携帯番号教えてもらいますね。
あとでまた連絡させていただきます。近いうち、飲みましょう。」

「ありがとうございます。よろしくお願いします。」

「亜美ちゃん、ありがとう」

「亜美ちゃん、ひとつ聞いていいか?」

「はあ、何ですか!」

「俺のカンなんだけどさあ、亜美ちゃん草間さんと
つきあってるんじゃないのか」

「どうして・・・・・ ?」

「ガキのころ貧乏だった。おまけにおバカときたら
カンがよくなるしかないでしょ。カンだけで生きてきた。」

久美子と亜美は呆然としていた・・・・・・・・・


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クリスタルドア 11話
秋の深まりが肌で感じられる頃、将斗は久美子に話しかけた。 ...続きを見る
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2011/02/21 01:07

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ながーいけれど、終りまで読み通しましたよ。これからどうなるのかな?
arara
2010/05/01 19:56
araaraさんへ

ありがとうございます。謎の美女小川美奈子が次回登場です。ご期待ください。
マサト
2010/05/01 22:06

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